雪の熊野大社
今年も、松江に初詣に行って来ました。
と言っても、9日のことなので、初詣と言うにはちょっと遅いかな……
津山に来て、はや5年が経とうとしていますが、松江に住んでいたころから初詣に行っていた熊野大社には、いまだに年始(というか、1月中に行ければ良しとしています)には、一度は訪れるようにしています。
で、ここなんですが……
かならず、雪です。
みぞれっぽかったり、ちらつく程度だったり、とパターンは色々あるのですが、基本的には雪です。
津山がピーカンの青空だろうが、松江市内は振っていなかろうが、なぜだか、雪です。
毎回なので、なんでなんだろう? というか、熊野の神様なりのお出迎えなのだと思うようにして、はやン年、というくらいに、毎回新年のこの時だけは雪なんです。
ま、この辺り(旧八雲村)が雪になりがちな山間というのももちろんあるのでしょうが……
ということで、今回ももちろん雪でした。
というか……玉作湯神社、八重垣神社、昼食(シャミネ)を回って熊野大社を訪れたのですが、昼食で駅前駐車場に停める前までは、雨だったはずなんです。
地下駐車場に停めて、一階に上がったころにはなんだか雨が白い。
え? と思ったら昼食をいただくお店で席に着いたときには外は真っ白に。頭の中では「雨はお昼すぎに~♪」と某歌の替え歌がリフレイン(爆)
あぁ、うん、まぁ午後から熊野だからね、松江市内でも降るってのもありだろうよ……と苦笑しつつ、お昼を頂き、食後のコーヒーを頂くころには外は吹雪。
おいおい、とツッコミを入れつつ、熊野へ……
すごい吹雪の中、参詣。ちょうど観光バスが着いていて(香住の漁師さんたちの団体さんでした。ちょうどテレビでカニ漁をやっていたので思い出した&久しぶりに記事をアップしようと思った背中を押してくれました)その方たちの合間を縫うようにお詣りを。
その間も、降るわ降るわの大雪でした。
翌日、松江は全国ニュースになっていましたね。午前中、熊野が果たしてどのくらい降っていたのか、あるいは降っていなかったのか、それは分からずじまいですが、少なくとも写真にこれだけ写るということはどれだけの吹雪だったかは、推して知るべしということで(笑)
観光地のポスターで、時々このくらい雪の降っている写真がありますが、あれは全部このくらいの吹雪の中、撮られた写真だったんだなぁと思うと、それはそれで、新しい感慨でもありました。
でも、冒頭に書いたように、そもそもここにお詣りに来るときには雪が当たり前だったので、このくらい雪が降って、しかもこんなに迫力のある写真が撮れると、なんだかすごく「祝福されてる」感があって、嬉しかったのも事実です。
おみくじは小吉とイマイチの結果でしたが、これだけすごい景色を見せて頂いたら、もう何も文句はないというか、ははぁ~~とひれ伏す感じというか。
ただ、帰ってから気づいたのですが、破魔弓をカバンに突っ込んで写真を撮っていた(からだと思う)ので、微妙に水平に撮れていませんでした。
気付いた方、スルーしてくださいな♪
熊野を後にしたら、後は米子市内をふらっとして、3時半には米子を発ちました。
でも、熊野でこんなに降っていたけれど、安来~米子はまったく雪ではなく(雨はちらほら)ちょっとびっくり。
でも早目に米子を出たので、おちついて、のんびり明るいうちに津山に帰り着くことが出来ました。
湯原の長トンネル越えたら、いきなり青空で、やっぱりねと思う反面「今のはなんだったんだ? 夢?」というくらいの天気の移り変わりが、なんとなく面白かったです。
雪に祝福された今年は、さて、どんな年になることやら……