記憶の棚卸し
写真と言うのは、そういう側面もあるなぁと、
……
……
なんとなく思ったわけですが。
旅行とかに行くと、とりあえずは思うままに撮るわけですよ。すると……いい加減なものもあれば、同じものをめっちゃ試行錯誤して、何ショットも撮ってるものもあり。
その時の心の動きというか、何に興味を持っていたのか、なんてのが、なんとなく分かったりしますよね。
その時の心の動きというか、何に興味を持っていたのか、なんてのが、なんとなく分かったりしますよね。
さらにあいまいな記憶をしっかりさせるという働きもあるし。
写真を時系列に並べると、びっくりすることとかありませんか?
私だけかな……
あれ? こっちに先に行ったんだっけ、みたいなこと。
私だけかな……
あれ? こっちに先に行ったんだっけ、みたいなこと。
この写真は……今は失き、ツインタワー。2001年の6月の写真です。
このときには9.11なんて想像も出来なくて(誰もがそうでしょうが)、この光景に感動したものの、またいつか来たいと、そっちの方が強かった。
このときには9.11なんて想像も出来なくて(誰もがそうでしょうが)、この光景に感動したものの、またいつか来たいと、そっちの方が強かった。
この近くで食事をして、食事前に「夕焼け空を」と言われて撮ったものです。
食後にも見ましょうかと言われ、夜景も撮ったのですが、残念ながら手振れがひどく、とてもお見せできる写真は残っていません。
食後にも見ましょうかと言われ、夜景も撮ったのですが、残念ながら手振れがひどく、とてもお見せできる写真は残っていません。
もし、分かっていたら。
……もっと大事に撮ったのに。
……もっと大事に撮ったのに。
こんな姿になる前に。
でも、ツインタワーに限らず、なんでもそうなのかも知れませんね。
「いつか撮れるさ」と撮り逃してきたものの中には、きっとこの先一生出会えないものも多分数多くあるんだろうな。
「いつか撮れるさ」と撮り逃してきたものの中には、きっとこの先一生出会えないものも多分数多くあるんだろうな。
ちょっとしんみりした秋の夜長です。