Rocks 竜串～見残し

さて、高知旅行、もう一月も経ってしまいましたが、２日目のクライマックス、竜串～見残し海岸です。

竜串は岩の形が龍を串打ったようだから、見残しは大師さまが見残して帰ったから、という由来なのだとか……

 

 

到着して、遊覧船の時間を聞いたら、すぐだったので、まずは見残し海岸へと……

こちらは船で到着です。

昔の船着き場っぽいところ？　でも杭も波で洗われて、現代アートみたいな形になってます(笑)（右下の一本）

 

この日は波が高く、船着き場からすぐの所しか行けませんでした。

そういう意味では私も見残して帰っちゃいました……

写真で見ると、結構すごい感じだったので、いつかリベンジです。

 

 

　

 

こんな風に、岩の中に丸い石が残ってたりします。この岩は砂岩なので、堆積の途中で入り込んでしまったものが、こうやって残ったまま浸食されていくんですね。

 

 

砂岩のグラデーション。こういう色合いが一番好きです。

 

 

船から戻り、竜串の海岸の遊歩道へ……

 

一周２５分と書いてありましたが、帰りついたら１時間半が経っていました。

 

 

岩の柱が大きく曲がった感じになっています。

褶曲の砂岩が波に洗われて出てきた、のかな？　不思議な光景です。

 

 

こういう所を見て、昔の人は「龍」を想像したのかな……と。

知らずに連れてこられたら……そして地質の知識がなかったら「これ、恐竜の化石だよ、背骨」とか言われたら信じそうだもんなぁ。

 

 

陸地に近い方は、多くの岩の壁が……

縦に並んでいる様子が見えるのは、珍しい気がしました。ここは立ち入り禁止とかがなく、すごく快適に楽しめました。

地の果て（という表現が許されるでしょうか？）にこんな奇勝があるというのは、なんだかすごく「旅人」気分。

天候の良い時に、ぜひもう一度訪れたいです。