君の名前を忘れない

行ったトコ、食べたもの。写真置き場。か、もしくは存在証明。Yahoo!ブログから引っ越してきました

意味は……

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この前、会社内のプロジェクトの説明がありました。
総務なんかが中心になっているものなんですが、専門のコンサルの先生をお呼びして、色々やるみたい。
 
でね……
 
そのプロジェクトっていうのは、端的に言えば、「やりがいをもって仕事をしてもらおう」「自分の夢が会社の夢とリンクした時に、すごいパワーが生まれて、会社が意味を持つんだ」みたいな。
 
 
まぁそういうプロジェクトなわけで、その過程のヒアリングで「今の夢は、3年後の夢は、5年後は、10年後は」とか、そういう話題が出るわけですよ。
結構切ないな(苦笑
 
10年後は……さすがに生きてはいるだろうケド、どうなってるんだろうなぁ……とかね。
20年後って、ちょうど60で、まぁ現役引退を考える頃じゃないですか。
でも本当に、切実なる「夢」として、60で「生きて」「働けていたい」っていうのがある。
老後の夢とかね、どうでもいい。せめて、働ける年齢の間は「働けて」いたい。
 
 
んなこと考えるとね、泣けてきちゃったりして。
 
ただ、以前にも書いたことあるけど、私は30くらいで死ぬって思ってた。
気づいたら、30超えて、今40。なんでだろうっていうのは分からないけど、とりあえず、30(死ぬと思ってた歳の)の私はそんなこと忘れるくらい、忙しく、生きがいを持ってたことは覚えてる。
ワインアドバイザーの資格とか、必至で勉強してた。
 
もし、本当に「心の底から」死ぬと思ってたら、きっと勉強なんて出来ない。
どこかで「生きてる自分」を信じてるから、がむしゃらに勉強してたんだと思う。
 
そんなことを思い出しました。
 
ワインアドバイザー、資格証とか旧姓(結婚してた時の名前)のままだったので、改姓の紙を取り寄せてみたりした。
それがどうって意味はない。仕事で使えるわけでもないし。
でも、あの「必死でがんばってた」自分を、少し思い出してみてもいいんじゃないかって。
 
それとね、もう一つ。
よく「子どもができて、未来のこと(環境のこと)を考えるようになりました」とか、言うじゃん?
それはね、「それまでの自分は考えていませんでした」という反省の裏返し。
 
私は「自分が長生きしない」と思ってるから、どうしても介護とか老人福祉に冷たかった……んだなぁ、と気づいて。
急に変われるなんて思えない。でも、これも「気づき」の一つなのかな、とふと思った。
だから何をするってわけじゃないよ。でも、気づいて、意識するってことが第一歩じゃないかなと思うんだ。
 
だから、プロジェクトの紙「あなたはどんな夢を持っていますか」には……
 
胸を張って、「せめて60まで生きたい」と書こうと思う。
「それまで仕事を続けられるように『必要とされる』人間になりたい」ってね。
 
今日の病院のことは、整理しながら、またぼちぼちアップします。